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青:今のパソが調子悪いからと古いのを引っ張り出したはいいが…
  OSが古すぎるorzセキュリティの都合、口にはできない程度に。


コ:あー…確かに古いな。だがまぁ修理費が捻出できない以上、我慢だな。

青:ゴーストタウンに行けないのが辛過ぎる。経験値があああぁぁぁ(しくしく)

コ:その辺も仕方がないだろう。それより…もう4ヶ月近くになるぜ?いい加減紹介しておけ。

青:そだね…ではでは、うちの2人目紹介といきましょう。

?:あ、もう出てきて大丈夫ですか?

コ:おう、OKだ。やる事多いから手早く頼むぜ?

明:本当はちゃんと自己紹介したいんですけどね…今年から銀誓館学園に入学しました、
  石川明美です。宜しくお願いしますね(にこり)


コ:悪いな、文句なら話題を溜め込んで紹介に時間割けなくなったそいつに言ってくれ。

青:むう、本当だから言い返せん(汗)そいじゃ、本題に入ろうか。

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「今日の降水確率は40%とか言っていたか…」
 学校の屋上、遠くの雨雲を見上げて呟く。誰も頼んでいない梅雨入りが宣言されてから、天気予報は殆ど当てになっていない。放課後の空をここで横になりながら見上げるのが私の楽しみの1つだというのに、これでは気も休まらない。
 まぁ…いいか、今日ぐらい自分の勘を信じて寝転がってしまおう。夕立に注意とか言っていた気もするが雲は動かない、雨が降ってもここまでは届かないだろう。
 ……雨…か。あの時もこんな天気だったのだろうか…。



 …あれは高校入りたての頃だったか。入学当初からそこそこ腕の立つ能力者として教室の依頼をこなしていた私はその日、いつものように教室で依頼を受けた。山奥の農村に向かっている妖獣を、到着前に完殺する…簡単な依頼、そのはずだった。

 圧倒的な力だった。あの妖獣の目は今でも忘れる事はできない。目が合って、気がついた時には大雨の中で大の字になって倒れていた。軋む体を起こして見えた光景は、かつて木々であったもの、かつて村であったもの、そして…かつて人であったもの、かつて仲間であったもの。考えうる限り、最悪の結果だった。
 夢であればと何度も思ったが、現実は変えようがない。守る事もできず唯一人、生き残ってしまった。無力感を感じながらも償わなければと、土を掘り、人を埋め、木を削り、墓を立てた。
 どれくらいの時間がかかったなんて覚えてもいない。覚えているのは終わった後、疲れきって大の字になって倒れた事ぐらいだ。そう、目を覚ました時と同じように…。



 …意識が覚醒する。大雨だった。
「…やれやれ、こんなになるまで気がつかないとはな」
 濡れた体を起こす。幸い、目に広がる光景は惨劇の場ではなく誰もいなくなった屋上だった。空は明るかったが、遠くにあったはずの雨雲は学園近くまで来て溜まるに溜まった水分を吐き出していた。
 本来ならすぐにでも学校の中に戻らなければならないような状況だったが、今回はそんな気にはなれなかった。

 …気になったのだ、妖獣のその後がだ。
 気がついた時、あの場には妖獣の姿はなかった。虚ろな意識の中ではあったが、周囲の状況からは逃走した形跡はないように感じた。あの時は仲間と刺し違えて消滅したとばかり思っていたが、果たして本当にそうだったのだろうか?農村の破壊後に元の道を戻って行った可能性もあるのでは?仮に戻って行ったとしてもあれから2年近く経つ、日増しに強くなる痛みに耐えかねて自滅したとも考えられるのでは?
 …とにかく、あれ以来運命予報では類似した特徴の妖獣の話は聞いていない。

「清算の日は…こないだろうな」
 悔やんでも悔やみきれない事ではあるが、生き残った人間の務めとして背負って生きるしかない。それに、もし『運命の糸』の縁に恵まれていれば、出会う事もあるだろう。その時は弾の一発一発に積もり積もったものをこめて撃ち抜いてやればいい。
 仕事に情は挟まない。そうやって今まで依頼を完遂してきたが、そんな機会が与えられたら『運命の糸』という奇跡に感謝をしながら感情に身を任せてしまおう。そう決めたら何となく気が楽になった感じがした。
「……さ…戻るか。いい加減、冷えてきた」
 誰に聞かせるでもなくそう口にして、立ち上がり屋上の出口へと足を向ける。
 まぁ…例え雨や自分の血でずぶ濡れになろうと、消せないミスの清算という奇跡の日を待ちながら生き抜くとしよう…。


背後の後書きは↓

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